SENABLOG

歯科大生のライフハックブログ

コインチェックNEM事件より前の仮想通貨にまつわる事件まとめてみた

スポンサーリンク

f:id:shimisena:20180128194246p:plain

2018年1月26日に国内大手仮想通貨取引所coincheckで仮想通貨NEM(通貨名XEM)の流出が発生しました。顧客資産の日本円で約580億円のNEM(XEM)が第三者の手に渡ったと考えられています。ビットコインや仮想通貨に悪い印象を持った方多いかと思います。

今回はこれまでに起こった仮想通貨にまつわる事件をまとめてみました!

過去の主な仮想通貨盗難事件の被害額

  • 2012/9 Bitfloor    2700万円 
  • 2014/2 Mt.GOX  142億(日本)
  • 2014/3 Poloniex  6000万円 
  • 2015/1 BitStamp  2億円 
  • 2016/6 The DAO  65億円 
  • 2016/8 Bitfinex   65億円 
  • 2017/12 NiceHash  76億 
  • 2018/1 コインチェック 620億円(日本)←new 

 

なんと今回の事件が一番被害額段違いで多いのです。しかも被害総額トップ2が日本で起こった事件です笑。

Mt.GOX事件(2014年3月)

国内のビットコイン取引所「Mt.GOX」が2014年2月にサイバー攻撃によるビットコインの消失を発表。当時の報道では300億円分のビットコインが消失したとも言われました。その後の捜査によりMt.GOXのCEO、マイク・カルプレスが業務上横領容疑で逮捕されました。

この事件は日本のマスコミでも大きく取り上げられ、「ビットコインは危険」「ビットコインは怪しい」との印象が広がりました。

The DAO事件(2016年6月)

2016年6月17日に「The DAO 事件」と呼ばれる大きな出来事がありました。The DAO というクラウドファンディングプロジェクトが当時の価値にして約65億円を盗まれ、結果 Ethereum というブロックチェーンプラットフォームの分裂にまで至りました。暗号通貨/ブロックチェーン業界全体に波紋を広げたため「第2の Mt.Gox 事件」とも呼ばれます

Bitfinex事件(2016年8月)

2016年8月に香港にある仮想通貨取引所「Bitfinex」でハッキングによって約71億円相当のビットコインが盗まれるという事件が起こりました。この額は取引所の資産の36%とされています。

この被害によって失われた資産を補うために、Bitfinexではすべてのユーザーに対して36%の損失を行いました。しかしBitfinexではユーザーへの保証としてBFXと呼ばれるトークンを発行して、親会社iFinexの株式、またはBFXあたり1ドルのレートで取引が行われる事となりました。

そして2017年3月に株価の高騰、業績好調を受けてBitfinexはすべてのBFXを1ドルで買い戻し被害を受けたユーザー全員への返済をしました。
その後BFXは破棄され取引を終了し、事件を清算するに至りました。

NiceHash事件(2017年12月)

仮想通貨マイニング事業NiceHash(名の知れたマイニングパワーマーケットプレイス)は12月初旬ハッキングされ、後に4,700ビットコインが盗まれたと報じました。当時、損害額は7800万ドル(88億円)の資金に値するものでした。従業員のパソコンからハッカーはマーケットシステムに侵入し、企業の口座からビットコインを奪ったようです。

NiceHash CEO Marko Kobal氏は、どのようにハッキングされたのかチームは調査中で、正確になにが起きたか判明するにはもう少し時間がかかると述べています。

まとめ

f:id:shimisena:20180128194532j:plain

毎年のように仮想通貨にまつわる事件が起こっていますね。

これを調べていて、僕は抗生剤とそれによって生まれる薬剤耐性菌が浮かんできました笑。「抗生剤-薬剤耐性菌」≒「仮想通貨-ハッカー」みたいな感じです。生物勉強した方どう思われます・・・?

ということで、仮想通貨売買は自己責任でどうぞ!

仮想通貨の取引にはZaifがおすすめ!