【書評】「20代にしておきたい17のこと」を再読して、20代前半を振り返ってみた
皆さんこの本読んだことありますか?
ベストセラー「ユダヤ人大富豪の教え」の作者である本田健さんが、各界の成功者に「20代で後悔していること」を聞き、「20代にしておきたい17」としてまとめた本です。
20代にしておきたい17のこと
1.人生最大の失敗をする
失敗したことのない成功者はいない
これは大いにありますね。
開催した2000人規模のイベントで目標人数を集客できなかったり、借りたレンタカーで事故を起こしたり(※対物)、急性アルコール中毒で入院したり、スペインで財布をスられたり、沖縄の国際通りで財布をスられたり・・・色々やらかしました笑。
当時は笑えないほど深刻でしたが、今では話のネタになりますね。
2.大好きなことを見つける
大好きなことを見つけるのは早いほうがいい
若くて体力があり、時間に余裕のある大学生のうちに自分の本当に好きなことや趣味を見つけることは本当に大事だと思います!
僕は旅すること、ブログを書くこと、カメラで写真を撮ること、山に登ることが好きです。それを20代前半で見つけれたことは大きいと思いますし、今後の人生を豊かにしてくれると思います!
3.一流のものに触れる
「今つき合っている人が、あなたの未来を決める」
これは最近すごく感じています。
どんな人と出会い、一緒に過ごすかでその後の人生は大きく変わる。
4.人生を100%楽しむ
幸せな人の特徴は「100%楽しんで生きている」
「楽しんで生きる」というのは、頑張っていたり、気合の入った状態ではない。目の前のことを心から純粋に楽しんでいる状態。この状態になれば、本当に最強だと思います!
100%楽しんでやるという癖をつけると、どんなことにも全力を出せるようになります。
努力することなくワクワクしながら最後までやりきる
「がんばって、やりきる」のではなく「楽しいから気がついたら張り切ってやっちゃった」という感覚。気軽にやっているうちにはまってしまったという感覚。
どんなときも絶対に手を抜かない
「常に見られている」ということを意識するのは大事です。必ず人柄や雰囲気に、生き方が表れます。
自分で積極的にチャンスをつくる
成功していく人の共通点「自発的にやる」。待っているだけでは仕事も成功への足がかりもやってこない。チャンスをつかめる人は誰が認めてくれなくても普段から地道な努力をしている。チャンスがきたときはすぐに前に飛び出せるような準備をしています。
5.死ぬほどの恋をする
これに関しては最近無縁すぎてヤバいです・・・
人間が一生懸命になるのは誰かのことを本当に愛しているとき。
「情熱を感じる」回路を弱めない。心がワクワクするという感覚は10年後も感じられるか保証はない。
一緒にゼロから築いていける人を選ぶと人生は楽しくなる
自分はどんなタイプの人と一緒にいると楽しいのか・嬉しいのかを明確にする。「これがないとダメ」という条件は必要ない。自分が進みたい方向性、人生のノリが一緒の人を選んだほうが良い。
こういうことを意識して残りの20代で恋愛したいものです。
6.一生付き合える親友を見つける
親友やライバルを見つけることで結構人生楽しくなるし、頑張ろうって思えますよね!
親友の定義今持っているものをすべて投げ出してもいいからその人のところに駆けつける、助ける、というようなことができるかどうか。また相手も同じように自分のことを思ってくれるのが「親友」。ギブアンドテイクの関係。一生付き合える親友を持つことは人生で一番大切なこと。人生が豊かなものに変わる。
ライバルを持つ=常に励まし合う仲間を持つ
自分を高めてくれる「ライバル」を持つ。自分がくじけそうになっても、相手のことを考えるともう一息がんばれる、そんな存在があると自分のチカラ以上の力を発揮できる。適度な競争は人生のスパイス。勝った負けたの関係でなく磨き合う仲間としての「ライバル」を持とう。ライバルを持つと自分自身に厳しくなる。
7.両親と和解する.
両親と和解できていないと人生で安心感を持つことができない
父親と和解できていると、キャリアを積んだり人生で何か挑戦しようというときに感情的な抵抗が少なくなる。母親と和解できていると、いまの自分を受け入れることが楽になる。創造性を育んだり、人生を楽しむことが自然にできるようになる。
8.自分のルーツを知る
自分の生まれた理由や人生のビジョンを持ってブレない生き方していきたいです!
進むべき道を自身を持って歩んでいける
自分の家族の周辺を調べていくと自分のルーツ・才能と関係していることに気がつく。プラスとマイナスを理解することで初めて自分のやるべきことが見えてくる。
生まれた目的を探すのにつながる
生まれた目的というは、探すというより、ある瞬間に理解すること。「ああ、自分はこのために生まれてきたんだ」という気付きが腑に落ちるというような感覚
生まれた目的が明確になると自分のビジョンに自信がもてる
人生観が安定している人は、何が起きても影響を受けることがない。
「なぜ自分は生まれてきたのか」「この人生で何をやりたいのか」を知ることができれば「自分はこの分野でやっていくために生まれてきたのだ」という信念をもつことができる。
信念を持てば、批判や否定をされても気にならない。自分はもっと高いビジョンで生きているんだと自身が持てる。
ぶれないで生きるには、自分にどれだけ信念があるかどうか
どんな状況でも「自分にはコレが大事だ」と信念が持てることが人生を支えてくれる
9.才能のかたちを知る
特に若くて体力があって感受性が豊かな時期に色々な経験を積んで自分の向き不向きを見極めることが重要だと感じました。
才能は仕事に直結する
好き嫌いを感じそれをベースに大切なことを判断する。それが自分を幸せにするかどうかを決める。人の好みから、洋服、仕事の内容、食べ物、すべてにおいて好き嫌いを感じよう。そこからどういう人生を生きたいのか組み立てていこう。
自分の向き不向きは好き嫌いから探る
嫌いなものはやめたらいい。やってみて、「自分には向いていない」と思ったら、やめたほうがいい。
10.専門分野を持つ
自分の専門は歯科なのでこれから突き詰めていきたいです。
専門分野とは「自分のウリ」
好きなこと、進みたい道は漠然とわかっても、それが自分の「専門分野」と言えるのか、自信が持てない人が多い。ここでいう「専門分野」とは、自分はこれだけはよく知っている、得意だということ、「これが自分の売りです」と言えるようなもの。それを知るために「これでいいのだろうか?」と考えずに面白そうだったらとにかく飛び込んでとことんやってみる。
11.メンターを探す
いいメンターに出会いたいですね。
メンターとは、「人生を導いてくれる先生」
ビジネスについて・人間としてどう行きたらいいか、折に触れて指導したりアドバイスをくれる存在。自分の人生がよりよくなるサポートをしてくれる人。人生は、メンターの質によって決まるといっても過言ではない。
12.人生が変わる本と出合う
学びのプロセスに無駄なものはないので、色々な本を読むことは大事だと思います。
20代の読書の仕方で人生が決まる
人生を変えるきっかけは「肉親や自分の病気」「身近な人の死」「リストラ」など。本を読むことで人に出会うことの疑似体験ができる。とにかく自分の栄養になりそうなものを読んでいくこと。
出会いは普段の生き方の反映
全ての体験が人生だから何が悪いというレッテル貼らないほうが楽しめる。20代は、不必要・無駄だと思うものにも出会って触れてみよう。そうしたらわかることがある。人に裏切られた痛みを体験すると人の信頼を何よりも大切にしようと考えるようになる。悲しいことも苦しいこともすべて無駄なことはない。
13.質問力を鍛える
質問する力がそのまま人生をつくる
人生でもっとも大切なスキル。「なぜ私は◯◯ができないんだろう?」といったネガティブな質問をすると自分を精神的に打ちのめしてしまう。その質問をする時点でもう「自分はできない」ということが既成事実になってしまう。
幸せな成功者は「このピンチから学べることは?」「このピンチから出脱する方法は?」など、本人がワクワクして行動できる質問をする。
14.お金と時間の管理を学ぶ
浪費が多いのでこれについては二十代後半で考えていきたいです。
将来自分がやろうと思うことにつながることに使うお金や時間が「投資」
お金にしても時間にしても限られた「資産」。
人生で大切なことは「知識と知恵」に対する投資
「知識」には社会のしくみ・法律・お金の流れ・心理学など。知識に経験が加わると「知恵」になる。
「知識」と「知恵」を生かしていくためには自分が何をしたいのか、誰としたいのか、どこでしたいのか、を明確にしなければならない。一番大切なのは「自分に何が必要なのか」を知る感性。
15.没頭できる趣味をもつ
お金に恵まれなくても毎日楽しくてしかたがないと感じる趣味を持っている人は、それだけで幸せな人で、趣味は人生をより楽しい物にしてくれると思います。突き詰めたら本業になる可能性だってあります。
人生のチャンスをつかむスキル
資格や勉強をする際は、将来有利になるかではなく「面白いかどうか」で選ぶといい。誰かから誘われたらとにかくやってみよう。それがいつどういう形で役に立つのか今はわからなくても何年後かにはやっていてよかったと思うときがやってくる。
16.異文化に触れる旅に出る
自分が動いた範囲だけ意識であったり知識・興味が広がっていくので若いうちは旅しましょう!僕は色んな国を旅して色々な方向にベクトルが伸びていくのを実感しました。海外にもいつか住む予定です。
海外に住むという経験を持つこと
チャンスがあれば海外にしばらく住んでみること。世界は日本だけじゃない、と感じることができる。違う文化とか違う国に住んでみると自分の望んでいるものが何なのかを知ることができる。そしてよりいまの生活に満足できるようになる。一度住んでみたいと感じるところがあれば、とりあえず行ってみよう。
17.運について学ぶ
運が良い人は、幸せ度・経済的自由度が高く、人間関係も上手にこなしていて、逆に運の悪い人というのはストレスの多い生活を送っています。運というものについて常に意識している人とそうでない人は大きく違うと思います。
運命と宿命
本人が生まれたときにある程度決まっているのが「宿命」、本人が変えられるのが「運命」。どう生かすかは自分次第。
人生を幸せに生きるために大切な3つのこと
①自分で変えられないものを受け入れる強さ
②変えられるものを変えていく勇気
③その違いを見分ける賢さ
目の前のできごとに一喜一憂しないこと
人生ではどうしても望んでいないことが起こる。どんな逆境であっても、人間性・情熱・努力でひっくり返すことは可能。その出来事が人生を決めるわけではない。自分の人生を決めるのは「その状況に対して、どう感じ・考え・行動するか」。
持つべき3つの運
①上から引っ張ってもらう運
②横から支えてもらう運
③下から持ちあげられる運助けてもらうことで自分が本来持っている運やチカラが何倍にも大きく育っていく。年上に可愛がられ、仲間に応援され、下の人達があなたのためだったらと駆けつけてくれる…そんな人間になろう。この3つが揃って初めて「幸せに成功することができる」
直感を信じてチャンスをつかむ
人生にはアドバイスや雑音の中で、自分の声だけを聞いて、走り抜けなければならないときもある。そんなときは自分の直感を信じること。
まとめ
いかがでしたか?
僕は大学1年の時に一度読んだ本でしたが20代中頃の今の時期に読んでも気づきが多かったです。まだ読んだことない方はぜひ!