【インド】ガンジス河でバタフライが最高に気持ち良かった話
2017年の3月に三週間ほどインドを旅しました!
その旅で一番印象に残っている場所がインドのバラナシという場所です。
そこはヒンドゥー教の聖地で、多くの人がガンジス川の沐浴しに来るといった場所です。
今回はガンジス川でバタフライをするに至った経緯を書きます。
なぜ「ガンジス河でバタフライ」をしようと思ったのか
「ガンジス川でバタフライ」という本を読んだことが一番のキッカケでした。
内容は英語も話せず、海外の文化についてもほとんど無知なまま、外国を覗いてみたいと言う欲求だけを持ってバックパッカーとしてアジアを旅する事になった女性の旅行記です。
過去に長澤まさみさん主演でドラマ化もされています。めちゃくちゃバックパッカー欲を掻き立てられるので、これから旅に出てみたい方にオススメです。
僕もこの本を読んでガンジス川でバタフライをして見たいと思い、気付いたらインド行きの航空券買っていました笑。
実際やってみた
タイトルの通り、めちゃくちゃ気持ちよかったです!思っていたより綺麗でした笑。
実はコレ・・・沐浴する前日からお腹を壊して最悪のコンディションの中沐浴です。
おそらく食中毒で、なかなか死にそうでした笑。汚い話ですが、一晩中上から吐いて、下から垂れ流しみたいな感じです・・。
沐浴を予定していた当日になり、逆に開き直り、もうこれ以上体調悪くならないだろうと思って沐浴することにしました!
午前中に沐浴して、その日ずっと寝込んだ結果、次の日には治るという奇跡の復活でした。僕はこの回復はガンジス川の神聖な効果のお陰だと思っています。
さらに凄い人もいます笑。医学生なのにガンジス川の水を飲むと言う・・・発想が天才!
ガンジス川の衛生状態は実際どうなのか
2007年世界で最も汚染された川ワースト5位に入ったそうです。
水葬という文化
ガンジス川はヒンドゥー教徒にとって聖なる川で、亡くなったら母なる川にかえすという考えがあります。本来、火葬した後に遺灰を川に撒くのですが、子供や妊婦そして事故死の場合、火葬せずに遺体を流します。貧困を理由に火葬代を工面できず、焚き火で燃やした後に燃え残った遺体を流すこともあるらしいです。僕も対岸に流れ着いた遺体を野良犬が貪っているのを目の当たりにして衝撃でした。
生活・工業排水がヤバイ
インドの下水処理率は10%と非常に低く、生活排水による水の汚染が大きな要因で、汚染原因の7~8割は生活排水によるものと考えられています。
さらに、インドでは工業排水を管理する対策がとられていないため、川に垂れ流しになっているそうです。
インドのバラナシへの行き方
バラナシは首都デリーから南東へ約820kmの位置にあります。日本でいうところの、だいたい東京~広島間ぐらいの距離です。
バラナシへは飛行機か電車で向かいます。日帰りは難しいので、最低1泊はした方がいいでしょう。
移動はデリーからだと飛行機か電車、アグラからだと電車が基本です。電車は遅れる可能性があるので余裕を持ったスケジュールにするべきです。
まとめ
- ガンジス川の沐浴は最高に気持ち良い
- ただしリスクも高い
- 沐浴すると神聖な効果がある?!
あくまで自己責任でお入り下さい!